女性があえてメンズウォッチをつける──そんな楽しみ方が当たり前となってきた近年。ラグジュアリーウォッチは、メンズ、レディスのボーダーをあいまいにする傾向が強まっています。『Precious』5月号では、「新たなエレガンスを授ける、洗練の『ジェンダーフリー』ウォッチ」として、時代のムードを映し出す「ジェンダーフリー」ウォッチをご紹介しています。そのボリュームとクール感が、フェミニンさとエレガント感を際立たせる、ケース径40mm前後の「ジェンダーフリー」ウォッチで、着こなしに旬のインパクトを添えましょう!
気負わずにクールな手元を演出して、スタイリッシュに魅せる時代
『Precious』5月号では、「新たなエレガンスを授ける、洗練の『ジェンダーフリー』ウォッチ」として、時代のムードを映し出す「ジェンダーフリー」ウォッチをご紹介しています。
ファッション、そして社会全体も、「オメガ スピードマスター コピー」という概念が定着してきた昨今ですが、ラグジュアリーウォッチ界では20年ほど前から、すでにその萌芽が見られました。
当初は「パネライ」に代表される「デカ厚」系ウォッチを、「強い自分」であるための鎧よろいのようにまとうスタイルが主流でした。欧米のファッション関係者の女性たちから、徐々に日本にも浸透し、時計のジェンダーレス化という風潮が醸成されてきました。
一方、ここ数年の間には、「ラグジュアリースポーツウォッチ」という大きなトレンドが盛り上がりを見せ、いよいよ「ジェンダーフリー」ウォッチが当たり前の時代に。多くのブランドが、「メンズ」「レディス」と謳わずに、新作を発表する傾向にあります。
気負わずに、あくまでもさりげなく——そしてそのボリュームとクール感は、反対にフェミニンさやエレガント感を際立たせる逆説的な効果も生み出します。
もはや「鎧」ではなくなった、ケース径40mm前後の機械式時計。もっと自由に、スタイリッシュに、謳歌する時代が始まっています。
■1:PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)|羨望の視線を集める、究極の名品の「華」と「艶」
時計「ノーチラス Ref.7118/1」¥6,050,000[ケース径:35.2㎜(10–4時方向)、ケース・ブレスレット:RG、自動巻き](パテック フィリップ)
1976年の誕生以来、名実ともに「ラグジュアリースポーツウォッチ」の頂で輝き続ける永遠の名品。舷窓から着想を得たケースに、ふくよかな曲線を描く八角形のベゼルを組み合わせたデザインは、「時計界のピカソ」と呼ばれるジェラルド・ジェンタによる歴史的傑作です。
2019年に発表されたこのローズゴールドケース&ブレスレットのモデルなら、ほかにジュエリーを必要としない圧倒的な華やぎをもたらしします。
■2:BVLGARI(ブルガリ 時計 買取)|春色トップス×時計で完成させる、成熟の「甘辛」バランス
時計「オクト ローマ」¥2,255,000[ケース径:41㎜、ケース:RG、ストラップ:アリゲーター、自動巻き]・ピアス¥344,300・ネックレス¥737,000・リング¥303,600・バッグ¥346,500(ブルガリ)、ブラウス¥143,000(三喜商事<アニオナ>)
いち早く時計をジェンダーレスにつけこなしていたイタリアの女性たち。ローマのハイジュエラーのエレガンスが息づく「ブルガリ」のグラマラスな機械式時計は、パートナーとシェアして楽しむのにベストなチョイスといえます。
フェミニンな色味のトップスに合わせれば、旬のエッセンスと迫力を添えた大人の「甘辛」バランスに。
■3:BREITLING(ブライトリング)|シンプル&エレガントな雰囲気が、至高のこなれ感を醸し出す
時計「プレミエ オートマチック 40」¥1,892,000[ケース径:40㎜、ケース:RG、ストラップ:アリゲーター、自動巻き](ブライトリング・ジャパン)、ブラウス¥14,300(ストラスブルゴ)、ピアス¥225,500・ネックレス¥291,500・リング¥396,000(TASAKI)
世界的に女性ファンを多くもつ「ブライトリング」は、パートナーと共有する「シェアウォッチ」の選択肢が豊富です。シンプルでエレガントな自動巻きウォッチを、パールのジュエリーと合わせて、しなやかなクール感を漂わせるスタイルを楽しんで。
■4:HUBLOT(ウブロ)|モノトーンの着こなしに効かせる、グラマラスなインパクト!
時計『ビッグ・バン ウニコ キングゴールド ホワイト』¥4,279,000[ケース径:42㎜、ケース:キングゴールド、ストラップ:ラバー、自動巻き](LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ)、ブラウス¥38,500(チェルキ<ソフィエ>)、ピアス¥515,900・リング¥963,600(ダミアーニ 銀座タワー<ダミアーニ>)
ゴールド&ラバーというラグジュアリースポーツウォッチの方程式を確立した「ウブロ」。経年変色に強い独自開発の「キングゴールド」とホワイトラバーストラップが、この上ないリッチ感を生み出し、初夏のモノトーンコーディネートをぐっとグラマラスに刺激します。
艶やかなブルーやパープルのスタイリッシュな時計を、パートナーと楽しむ新しい時代!
1.時計「パトリモニー・マニュアルワインディング」¥2,244,000[ケース径:40㎜、ケース:PG、ストラップ:アリゲーター、手巻き](ヴァシュロン・コンスタンタン)、2.時計「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」¥5,225,000[ケース径:41㎜、ケース:PG、ストラップ:アリゲーター、自動巻き](オーデマ ピゲ)
■1:VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)|シンプルだからこそ際立つ、ノーブルで知的な永世名品
世界最古の名門マニュファクチュールの、気品と矜恃が凝縮されたシンプリシティ溢れるラグジュアリーウォッチ。男性の時計愛好家からの憧れを集め続ける至高の二針ウォッチの手巻きモデルは、静謐な迫力に満ち溢れています。端正なブルーの文字盤の12時位置にあしらわれた、メゾンの象徴「マルタ十字」のさりげない主張が知性と洗練を後押ししています。
■2:AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)|ゴールド&パープルで、クロノグラフも艶めく!
「オーデマ ピゲ」の新たなアイコンのクロノグラフモデル。従来はスポーティでカジュアルな印象のクロノグラフも、リッチなピンクゴールドケースと、パープルダイヤル&ストラップで、個性豊かなエレガンスを構築しています。オンのジャケットスタイルにももちろん、ノースリーブの肌見せトップの手元に添えれば、意外性のある色香あるスタイルに。
もはや「鎧」ではなくなったケース径40mm前後の「ジェンダーフリー」ウォッチ。もっと自由にスタイリッシュに謳歌する時代が始まっています。旬のスタイルに取り入れて、時代のムードとインパクトのあるスタイルを楽しんでください。